劇場公開日 2001年2月24日

「ほろ苦い無人島漂流記」キャスト・アウェイ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ほろ苦い無人島漂流記

2022年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2000年(アメリカ)ロバート・ゼメキス監督。
もっと楽しい映画なのかと想像していました。
たとえば「ロビンソン・クルーソー」みたいな、工夫を重ねて
無人島生活のパイオニアになるみたいな・・・。
ところが、何もない島の生活は楽しいことひとつなくて、ぜんぜん苦悩に満ちて暗かった。
(良いことはなんにもなかった。漂着したフェデックス(宅配の大手会社)の荷物のひとつ・・・バレーボールにスタンレーと名付けて、唯一の友だちとして、心の支えにしたのです。)
そして恋人だったケイテイ(ヘレン・ハント)のくれた写真入りの懐中時計。
それがお守りでした。
トム・ハンクスがシステム・エンジニアとして勤める会社・フェデックスは実在する運送会社です。
海外展開している大手で国際宅配便と海外運送を担う。フェデックスエクスプレスは総合貨物輸送会社です。
チャック(トム・ハンクス)はやり手のシステム・エンジニアという役職らしいけど、
営業担当のイケイケ上司に見えて、部下の社員を牛耳る嫌な奴に思えたたけど。
世界を股に分刻みの日常を送り、恋人ケイテイとも、ゆっくり話す時間もなかった。
そんなチャックが、飛行機が墜落してただ一人生き残り無人島生活を5年もすることになる。
そして5年後、やっと島を出る決意して筏を組み立て海から出発する。
運良く、大型船に救助されるチャック。
5年ぶりに帰国するとケイテイは?

ほら、甘くないし、夢も希望もないでしょ!!
はじめぶくぶくに太ってたトム・ハンクス。
無人島の5年間後には引き締まった筋肉質のナイスバディに変身してた。
そこはお見事でした。
なんかスポンサーがフェデックスなのかな?
そう思っちゃう映画でしたね(笑)

琥珀糖