「友の死と長い旅路の果て」メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0友の死と長い旅路の果て

2012年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

萌える

俺が死んだら故郷の村に連れて行ってくれ。親友のメルキアデス・エストラーダは云っていた。そんな彼が国境警備隊のマイクに誤って射殺される。
彼はメキシコからの密入国者で農場で働いていた。州警察は面倒はゴメンだとばかり犯人には手を出さない。親友のビートは彼との約束を果たすためマイクを捕まえて、埋められていたメルキアデスを掘り起こして馬に乗せる。
そして嫌がるマイクを引きつれて彼が云っていた村を目指して旅に出る。

馬での長い旅。頑固な初老のカウボーイのビート。
人間的に情愛に欠け自己中心的なマイク。
二人の激しくぶつかり合いながらの旅は続く。

やがて、見えてきた村。
だが、そこには思いもしなかった結果が待っていた。

トミー・リー・ジョーンズの監督・主演作でいやいや、かなりの見応えがある作品で悪くない出来だった。
彼の監督としての力量も捨てたものじゃないと感じた。

みっどないと・シネマ