宇宙戦争のレビュー・感想・評価
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災害とかテロの疑似体験
主人公が大活躍するアクション映画と勘違いして見たらクソ映画になってしまうけど
金のかかった「九死に一生スペシャル」の再現ドラマと思ってみると満足感高い
広大な宇宙のどこかに邪悪な異星人がいるのかなあ・・
オープニングのナレーションと映像が大好きです! 本当にありそうで不気味ですよね・・パニックになって襲ってきたり邪魔してくる奴らは本当にムカつきますが(笑)、映像は迫力ありました!
下○注入で娘を救出!
アマゾンプライムで鑑賞。
まず、登場人物の行動に不可解な部分がいくつか見られた。
・さったと事情を説明すればいいのにしないトム。
・何故か戦おうとして死に急ぐ息子。
等
終盤、捕らわれた娘を救出するためトムは手りゅう弾で攻撃するが、まさかの座薬のように注入するとは…。確かに、あれのあの部分はどう見ても肛○にしか見えないが(笑)
ラストのオチも含め、全体的に突っ込みどころが多い。家族や友人とツッコミを入れながら見るお正月映画としてなら許せるかな?総じて大味な映画だった。
ベタでも主人公が地球を救ってくれたほうが盛り上がるんだろう
原作前作ともに知らないけど、こういう話なんだろうから、こうにしかならないよなあ。
だから簡単に言うとこの原作自体が映画向きではない、としか言い様がない。たぶん誰が撮って誰が主演しようが結果は同じなんだろうと思う。
この話しのキモってエピローグ(地球を守護するのは人間とは限らない)にすべて詰まっているわけで、作中主人公が奮闘する姿ってたいして意味のないパートではある。まあ、映画におけるその他大勢、野次馬にフォーカスするっていうおもしろさはなくはないけど。。
たしかにがっかりさせてくれる要素が満載なのは理解した。こういう映画はベタでも主人公が地球を救ってくれたほうが盛り上がるんだろうな。
ほとんどクローバーフィールド。 POVではないクローバーフィールド...
ほとんどクローバーフィールド。
POVではないクローバーフィールド。
こっちの方が先だから、これをPOVで撮り直したのがクローバーフィールド。
全然過言じゃないそっくり。
まぁどちらも地球外生命体がハッキリと出てくるし面白かった。
まぁタイトルはおかしい。
「地球戦争」か「地球侵略」
宇宙は出ない。
自分勝手な人ばかり
始めは面白そうと思ったけど、ガキの叫び声にちょっと嫌な予感が。
直ぐにキンキン声で喚く妹におかしくなっていくお兄ちゃん。。気分が滅入る。
エイリアン達が持っていった女の人の写真に何か意味が有るのかと思ったら何も関係なくて、最後は地球に適応出来ずに自滅って、なんだかなぁ。
普通の人間が…
ちょうど米国防総省がUFOの映像を公開した直後 + コロナで、まんざら他人事・絵空事ではなかった。
レイがもともと能力も肝っ玉も普通だった点が面白かった。人は、特殊な切羽詰まった状況に置かれた時に、どう行動できるのか?その人の何が引き出されてくるか? そこが問題なのだろうな、とけっこう真剣に思わされた。
結末が物足りない感残るけれど、米映画だからしかたないか…。
タイトルなし
常に誰かに場違いな行動とらせることでトラブルを尽きさせない所に、とてもイラッとしてしまう。
コロナで籠っているのに余計ストレス溜まるではないか!
娘レイチェルも『家なき子』の安達祐実のように大袈裟で、叫びまくる。
最後は急にあっけなく敵は倒れ、まさかの息子も生きてたんか~い!なんじゃそれ
テレビでやってるのをたまたま見ただけなので期待せず楽しく見れた。宇...
テレビでやってるのをたまたま見ただけなので期待せず楽しく見れた。宇宙人が最初にやってくる辺りの日常に突如訪れる違和感やソワソワする感じに引き込まれていった。見つかりそうで見つからない場面もハラハラした。
よく考えてみたら「宇宙戦争」って内容ではなかったかな。
でも総じて楽しく見れたので良かった。
大阪人
言わずとしれたHGウェルズの古典SFを映画化した作品
だいぶ前に見てから何度か見た
突然襲撃をうけ混乱する人々が描かれるが
なるほど911をモデルにしているということを認識すると印象が変わる
展開としてはひたすら逃げ続けて唐突なオチ
あまり満足度は高くないが
映像のインパクトでそれなりに楽しめる作品
用意周到な侵略者側があの理由で撃退されるのはどうかとも思うが許容範囲
改めて見直すにあたってWikipediaを見ていたが大阪人が倒せた理由が興味深い
テレビで見るには楽しめた
お正月にたまたま深夜に放送していたのを見ました。
バイオハザードやワールドウォーZくらいのパニック映画が好物なので、この作品もちょうどよく楽しめました。
日本語吹き替えで見たせいなのかテレビ放送なのでカットされていた部分があるのか不明ですが、登場人物の言動や心情には全く感情移入ができず「なんでそうなるん?」って思うところが多々ありました。
主演のトムクルーズはすごい人気な人ってイメージでしたがミッションインポッシブルを見た時に演技が臭いなぁと思ってましたがやっぱり今回のもそう思いました。そういう映画じゃないのに表情からナルシストさが滲み出てた。
名優と名監督の異作に観客はついていけなかった…
2020年に10年以上ぶりに再観賞。
原作は観ておらず、本来のストーリーを知らないが、
名優と名監督に、さらにタイトルが「宇宙戦争」となれば大迫力間違いない!と一般観客の皆が勘違いされられてしまった。
イケメンすぎるダメ父親には、ギャップもあり感情移入できない。
戦争、も確かに軍隊が交戦してたが、主役はただ逃げ惑う一般市民側。これにも戸惑いが生じてしまう。こちらが観たかったのは主人公と宇宙人の戦いだった。
タイトルや予告にも騙された。ダメな父親が子供たちを必死で守るために逃げ惑う、というニュアンスが匂わされてれば、もう少し身構えられた。
名優と名監督が王道のSFから外した異質な映画を作りたかったのか、これが本当の原作だったのか、もしくは映画会社の宣伝ミスなのか。
一般的な観客が着いて行けなかった、迷作です。私はそこまで掘り下げることができませんでした。
タイトルは『異星人襲来』でいいじゃん。
かの有名な、聴衆が本当にパニックを起こしたといういわくつきの、オーソンウェルズ氏のラジオ放送の原作の映画化。
トム様(レイ)と体験するパニック。
『ダンケルク』で体験する映画を経験したと思っていたら、それよりはるか前にこんな映画があったなんて。
評判が悪かったから、あえて観ていなかったけれど、もっと早くに観ればよかった。
さすがは『ジョーズ』の監督。音と映像でハラハラドキドキさせる。
ご都合主義もあるけれど、臨場感は半端ない。
ロビー(チャットウィン氏)の行動には唖然としたが、『未知との遭遇』の監督ならでは?
”世界”のことも気になるけれど、家族を守りたい中年に対して、”世界”を守りたい・知りたい思春期。
フェリーの場面で、乗り遅れた人を助けに行くロビーを見守るレイの表情。
”人”を丁寧に描き出す。
ダコダさん(レイチェル)はさすがの演技力。
確かにギャアギャアうるさくって、すぐにパニクって、父への態度もなんだと、目も当てられないけれど、本当にあんな場に放り込まれたらこんな子もいるだろう。
そのパニックぶりといけすかなさと、終盤の茫然自失としたさまが、ここまでできるかと、うまい。
そしてオギルビー(ロビンズ氏)の狂気。初めは思慮深い恩人かと思いきや…。徐々にすごみを出してきて、レイが心理的に追い詰められて、視野狭窄になっていく様を、静かにあぶりだす。
そして何よりレイ(トム様)の、それまでの生き方・親子関係を総括する場面。無力感、絶望感。そしてそれでもの頑張り。それなのにの虚無感。
やっぱり最高。
いつものヒーロー然とした姿はなく、そこで低評価をつけている方も多い。
けれど、父親として認めてもらえてなくったって、子どもに振り回されて持て余していたって、何の知識も仲間も武器もなくとも、子どもを守り生き延びようとする姿・一人の等身大の男の姿に魅入ってしまう。
ラスト。
収束の仕方が、教育番組?みたくて唖然としたけれど、原作通りらしい。
それよりも虚しかったのは、〇〇だけ無傷って何?どんな状態でも「帰る家がある」という幸せの象徴なのか。そこに、入れる人、入れない人。認めてくれる人が一人でもいればいいか。努力が叶ったともいえるのだが、なぜか、私の心に風が吹く。
原作未読。
原題『WAR OF THE WORLDS』の THE WORLDSは、単に行政上・地理上の”世界”のことではないらしい。
地球生態系 VS 火星生態系。
地球には人間だけでなく、様々な生物・微生物が生きていて、そのすべてが地球”WORLDS”であるということ。それを思い出させてくれる。
このあたりをもう少し丁寧に描いてくれたら、私の好みとして、もっと鑑賞後感が豊かなものになっただろうと残念な気もする。
でも、監督が描きたかったのは、パニックに陥った”人”らしい。
2001年9月11日に起こったテロ事件が、映画化のきっかけらしい。
1994年1月17日には、ロサンゼルスのノースリッジで大規模な地震も起こっている。
毎年のように届く、ハリケーンと竜巻のニュース。
そして、何より、この当時はイラク戦争…。今は各地で起こるテロ。
突然さらされる命の危険。その時、人はどうするのか。
レイが逃げ惑う先で、様々な人が点描される。
他人を蹴落としてでもという人もいれば、情け(余計なお世話だったりもする)をかけてくれる人…。助かったとほっとする気持ち、助かったと思う人を羨む気持ちを感じたすぐそのあとに襲い来る絶望。
どこか、ナチス侵攻を前に逃げ惑う人をイメージしてしまう。スピルバーグ監督ならではか。
このパニックを群集劇として描いていたら、ドキュメンタリーかニュースを見ているように客観化してみているだけだろう。
レイという個人を追うことによって、いつの間にか疑似体験しているような気がしてくる。レイにたっぷりと感情移入しているからこそ、ラストの場面に、達成感とともに徒労感・虚しさを感じてしまうのだろう。
なんて、映画だ。
監督の罠にはまってしまったようだ。
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