「のんびり大らかさが魅力」パイレーツ・オブ・カリビアン　呪われた海賊たち　The Dudeさんの映画レビュー（感想・評価）

　後の続編は騙し合いとエゴのオンパレードになってしまったが、第一作は大らかで男気のある「海賊」の世界だった。敵役のバルボッサ一味すら、どこか大らかさと雑把さで「海賊」な感じである。

　飄々としながら抜け目無く凄味も少し感じさせるキャプテン・スパロウは本当に魅力的だった。続編では凄味や漢気、面白みが失せてしまった気がする。バーベキューのカッコで馬鹿やるのが彼の魅力じゃなかったはずだ。