蜘蛛巣城のレビュー・感想・評価
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・こんなに人の言葉に流されやすい侍が強気でいるのがおもしろい ・タ...
・こんなに人の言葉に流されやすい侍が強気でいるのがおもしろい
・タガが外れる女は五十鈴に限るな
・そこまでしてだまくらかすのか!という最後
よっく聞け
黒澤版Macbeth。
魔女は一人だけのようで、Macbeth夫人に当たる浅茅が、邪念に一層取り憑かれているように見えました。
ポジティブに取るも、ネガティブに取るも、
ものは受け取りよう…(^^)。
カメラはそのままで役者が奥に消えまた戻って来たり、ズームインとアウトで姿を現したり消したり、濃霧(に見立てた煙)を上手く使ったり、この頃の斬新な撮影手法でしょうか。枯枝で自然に蜘蛛の巣を表現している所が良かったです。白黒ならではですね。
山田五十鈴の気味悪さは半端ない。
志村喬の知恵者役はぴったり。
三船敏郎の眼力・顔力は衰え知らず。
千秋実の幽霊姿や終盤の矢の多さにちょっと笑ってしまいましたが、主人公の最期は、夢に出て来てうなされそうなくらいの迫力です。
疾走する騎馬武者の勇姿は、黒澤&三船が最強だと勝手に思っておりまして、そこも結構観ることが出来ました。
聞き取れない
古い映画なので仕方がないかもしれませんが、セリフが
聞き取れない事が多く、展開がよく分かりませんでした。
主演の三船さんの演技は迫力ある演技で、馬術も様になって
カッコよかったです。
つぎは日本語字幕が付いているものでしっかり見たいです。
ギランギランした眼!
未見だった黒澤の一作をデマンドで。
黒澤娯楽作のファンからするとなんとも重たく感じた一本。マクベス原作ってのは後から知る。映画的ではない能を取り入れたモンタージュは、リズムに合えば楽しめるがそうでなければちょっとキツイ…。
山田五十鈴演じる妻の存在が恐ろしい。(この人が一番悪いんじゃないでしょうか)
静から動のラストは見事!(後で揉める事になるのは先に知ってしまっていたのだが、それも納得のシーン)
黒澤好きならどうぞ、という感じです。
初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が...
初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が進むにつれて面白くなってくる
能が良い感じに奇妙な恐ろしさを出していて、マクベスを上手く日本風にされているなと思った
現代の映画ばかりでなく昔の映画も観るのも面白いと思った
シンプルな話に力のある映像で、目が離せない
久しぶりに黒澤作品を観たが、思った以上に良くて驚いた。
とにかく目が離せない。
シンプルな話なのだけれど、映像に力がある。
馬が良く撮れていて良かったし、三船の顔も良かった。
黒澤作品、未見の作品を残らずチェックしたくなりました。
作品は微妙??
物の怪が最初登場するシーンや手をひたすらに洗うシーンに狂気を感じて二十歳の自分でも怖かった。まぁそれが不気味さを際立たせていて良いんだけどね。でも、子どもの頃観てたらきっとトラウマ。
有名な弓矢のシーンが最高。あれを学生弓道部の部員が実際に三船や三船の周囲めがけて矢を射た(ただし、筒状の矢にワイヤーを通し、着点に誘導したもの。また遠距離からではなく、カメラフレームすぐ横からの射的)って言うんだから凄い。撮影が終了した後、三船が黒澤に「俺を殺す気か!?」と怒鳴るのも分かる。役では実際死んでるけど。(wiki参照)
三船凄絶
ラストシーンに至るまでの過程がすごい。
まさかと思うエンディングが待ってる。
そして三船という人のなんとも言えない魅力。凄まじいとタイトルに書いたがそれだけではない色気がこの作品の中心にある。
こんなに色っぽい役者がいたろうか。
この人はone and onlyなのだと考えずにはいられない。
この人こそ本当に今必要な役者だ。
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