劇場公開日 2024年3月30日

とりつくしまのレビュー・感想・評価

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5.0もしかしたらありえるかもしれない、物にとりつくということ。

2024年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

オムニバス4話からなる物にとりつくお話し。
近くにいても届かない、怖いような切ないような、でもリアルでもあるように思う。
心にぐっときて、泣きながら鑑賞していました。
「青いの」は、 原作より登場人物が多くてたのしい。そこも、とある街の日常感を感じてよかった。「青いの」のオチが理解できない人もいるのかもしれないが(かなりわかりすくはある)最後わかった瞬間、はっとした。女性のふたりのコンビとくに好きです。
全話すばらしく心に残る映画。

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nota

2.0いしやきいも

2024年3月31日
Androidアプリから投稿

楽しい

幸せ

死んだ際にこの世に未練があり何かにとりつこうとする気配がある人が導かれる「とりつくしま係」の部屋で、自分が何にとりつくかを決めて現世に戻った魂たち視点でみせる4つの話。

「トリケラトプス」
もうすぐ結婚2年を迎えるある日、ピルクルをチャージしようとして車に轢かれて亡くなった女性が、ダンナのマグカップになる話。
あざとい女へのツッコミがお見事で、楽しく切なく面白かった。

「あおいの」
幼稚園児ぐらいの子が公園のあおいのになる話。
子どもということもあり、そりゃあ恋愛がなんちゃらや、夫婦がなんちゃらはわからんよね…という感じで、リアクションのない部分が多く、ちょっとミスったんじゃない?

「レンズ」
孫にあげたカメラのレンズになったおばあちゃんの話。
その展開は確かに想定外だよねwという感じで面白かったしほっこりだけど…おばあちゃんの妄想シーンはちょっと違う様な。

「ロージン」
少年野球で投手をつとめる息子を持つ母親が、ロージンバッグになる話。
ロージンて個人持ちじゃないし、それならグローブとかユニフォームとか、全部みたいなら球場施設の何かとかの方が思いつきそう…まあユニークだし母親らしい感じは良かったけど。

尺的にも長いトリケラトプスがやっぱり1番面白かったし良く出来ていた印象。

そういえば、途中イントネーション変わってなかった?

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Bacchus