劇場公開日 2024年4月13日

「居場所(監督のトークショー付)」日日芸術 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0居場所(監督のトークショー付)

2024年4月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

富田望生ちゃんを初めてドラマで見た時はポッチャリ、いや、はっきりと書けばおデブさん役。そしてその印象も強い(かな?)
でも役柄に合わせて体重調整してる話を後で知り、すごいプロ根性のある俳優さんだと思い、それ以来応援しています。演技も上手いし、とてもかわいい。

そんな望生ちゃん主演の映画、不思議ワールドで芸術に触れる話かなと理解しつつ、大して内容チェックせずに行きました。
なので、思っていたのとはやや違う内容でした。

障害を持つ方々や病気を発症してしまった方々のドキュメンタリーで、彼らの芸術作品と共に生き様に触れるもので、とても良い映画でした。泣ける場面も。

特別な才能を発揮するとかが主題ではなく(と言っても皆さんの作品がすごい、すばらしいんですけど)、好きなことを続けていること。それが、芸術表現が居場所であり、生きる糧であるのだなあと。
わかった気になって、やはり本当には理解できないかもですが、自由でいいんだよねと思わされる映画でした。自分が自分のために生きている。
健常者にも言えることかもしれません。

ちなみに音楽のパスカルズって、「川っぺりムコリッタ」でも音楽参加なんですね。確かに似ているシーンがありました。「たま」の知久さんがメンバーなのは知らなかった~。

*****
終演後のトークショーを、映画館に行って知りました。監督にパンフへサインをいただけたうえ、少しお話&握手をお願いし感無量。(後ろに並んでる人をお待たせしたかと。ごめんなさい)ミニシアターならでは。

ふわり