劇場公開日 2024年4月19日

「元尼崎市民としては「良く出来ていて」嬉しい・・・。」あまろっく やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5元尼崎市民としては「良く出来ていて」嬉しい・・・。

2024年4月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

表題の通り、10年くらい前までの約10年間、仕事の都合で尼崎に住んでおりました。映画の舞台は海沿いの阪神電鉄沿線ですから良くも悪くも「濃い地域」、私の住んでたのは阪急→JR沿線の良くも悪くも「比較的綺麗な(笑)地域」です。あまろっく・・・お恥ずかしい話ですが、知りませんでした、、、。

この映画で私自身、新たな尼崎の魅力が発見出来て、また監督、演者さんはじめ映画制作に携わる方々には、全国の映画を愛する皆さんに尼崎の良いところを発信いただいて感謝しております!

尼崎を舞台にしたハートウォーミングな下町人情もんとして変な偏見?を持たずに鑑賞していただきたいです。

特に関西女子の壮絶な口喧嘩は態度、口振りを含めてリアルさが半端なく・・・ほんわかした空気がガラッと変わって良いスパイスになってたと思います。見どころですね!

そんな中でちょっとだけ脚本に違和感があったのは次のふたつの点だけですが、当方のエセ関西人気質を発揮しツっこんでみたく思う次第。

・京大出身の能力高いエリートは、「あの理由」では大企業のリストラはあり得ない。業績不振な感じもないので不当解雇にあたり、訴訟を考慮してそんなことは出来ないし、しない。あったとしても配置転換(左遷)でワンクッションおきますよ。幅広く知識ありそうな強気な彼女に不当解雇されてるという認識がないわけない〜。

・冴えない親父が若くて別嬪さんの嫁もらったら、周囲(特に若いもん)に妬まれるし、死ぬまで一生イジられます。いくらなんでも、あんなまるで当然みたくスルーするような「嫌な優しい気質」は尼にはないんちゃうかなあ。

とは言え、つっこむところ以上に笑い泣きさせられました。皆様ぜひご鑑賞を!

やまちょう
トミーさんのコメント
2024年4月28日

共感ありがとうございます。
尼崎人気質については解りませんが、リストラに関しては自己退職ぽいですね。ユーチューブにはこの手の、居たたまれず・・ってネタ満載ですよ。

トミー