フジヤマコットントンのレビュー・感想・評価
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甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話...
甲府盆地にある、障害福祉サービス事業所。そこに集う人々の日常のお話。
それぞれの個性に応じて、
機織りに励む人、
絵を描く人、
植物に丹精込める人、
など、穏やかな日々を過ごす様子。
すぐ隣に寄り添ったような、どこまでも普段通りで自然体な、ほっとする映像でした。
密着ドキュメンタリーでは、中の人とどう近づくか、違和感なく接するかが、いつも関心事になりがちですが
青柳監督が舞台挨拶でおっしゃるには、母の勤務先がそこで、子供のころから出入りしていたと。
どうりで、違和感のない、じかに隣に居るような目線で、映像が撮れたわけです。
頭が下がります。
それぞれの生活
自分にとっての居場所があるということは大事だなと改めて思えた映画だった。
ファームで生活する方々の大事な時間を切り取って観れたようで、欲を言えば、もうちょい的を絞っても良かったかな?と思った。
でも、素敵な場所にファームがあるなぁ……いいなぁ……
日常の尊さ
普段の様子が描かれているだけなのに、とても温かく気持ちの良い映画。かといって甘ったるくはない。まさに日常そのもの。登場人物同士のやりとりやエピソードひとつひとつに、笑ったり胸が詰まったりした。綿花を育て、やがて布地に織り上げる時間の流れを描きながらの展開もステキだった。
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