劇場公開日 2024年4月5日

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「アナクロ向けADHD講座」ノルマル17歳。 わたしたちはADHD Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5アナクロ向けADHD講座

2024年4月6日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

ADHDをカミングアウトしているギャルなJKとカミングアウトしていない進学校に通う優等生JKの友情物語。

朝朝起きられたけど支度に集中し過ぎて遅刻した後ふけた朱里と、テストの日に寝坊して学校に行けずに戸惑う絃が、公園のベンチで知り合い一緒に行動し始まって行くストーリー。

ADHDだけではないけれど、お凡そクラスに1人ぐらいは発達障害を抱える人がいる訳で、その症状も程度も人それぞれ。
それを前時代な目でみたり接する人達と苦悩する主人公達をみせる展開で、良くいうみんな違ってみんな良いですね。

個人的にはその大前提には、それを言い訳にしたり甘えたりせずに自分なりに歩こうとしている人というのが大切だと思いますが。
まあ10代後半に差し掛かった現代っ子ですしね。

一応作中でも頑張ってまず!悩んでます!な主張はあったし、クビになっていないということは出席日数は足りているということなんだろうけれど、ジャストミートの発言通りの部分がちょっと強くみえてしまったり、10年20年前ならいざ知らず、親がそんな理解?とちょっとすんなりは入って来にくかった。

Bacchus