「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」キャスト・日本語吹き替え声優・あらすじまとめ 新キャラなど見どころを紹介
2024年1月26日 21:00
世界的大ヒットを記録したファンタジーシリーズの第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が、本日1月26日の午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送。この記事では映画.com編集部が、キャスト、日本語吹き替え版声優、あらすじ、見どころなどをご紹介する。
◆「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004)
放送日:2024年1月26日午後9時~11時24分
※放送枠30分拡大
<概要>
J・K・ローリングにより生み出されたファンタジー小説「ハリー・ポッター」を映画化したシリーズ第3弾。ハリー・ポッターの両親の死に関わるとされる重要人物シリウス・ブラックが登場し、過去の秘密が明らかになっていく。
監督は、第1弾「賢者の石」と第2弾「秘密の部屋」のクリス・コロンバスから、後に「ゼロ・グラビティ」「ROMA ローマ」でアカデミー監督賞を受賞するアルフォンソ・キュアロンにバトンタッチ。第2弾公開直前に他界したリチャード・ハリスさんに代わり、ダンブルドア校長役は、アイルランド出身のマイケル・ガンボンに託された。
<ストーリー>
凶悪な殺人犯シリウス・ブラックが、魔法使いの監獄アズカバンを脱獄。闇の帝王ヴォルデモートに心酔していたといわれるシリウスの次なるターゲットが、ヴォルデモートを弱らせるきっかけとなったハリーではないかと考えた魔法省は、ハリーを守るために、アズカバンの看守・吸魂鬼(ディメンター)をホグワーツ魔法魔術学校へ派遣する。しかし、他者の恐怖心や辛い記憶を吸い出すディメンターは、ハリーに悪影響を与える。
〈キャラクター/キャスト/日本語吹き替え版声優〉
●ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
●ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
●ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
●シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン(辻親八)
●リーマス・ルーピン:デビッド・シューリス(郷田ほづみ)
●シビル・トレローニー:エマ・トンプソン(幸田直子)
●アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン(永井一郎)
●ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス(谷育子)
●セブルス・スネイプ:アラン・リックマン(土師孝也)
●ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斉藤志郎)
※以下の見どころは、「ハリー・ポッター」シリーズのネタバレとなりうる箇所があります。未見の方は、十分ご注意ください。
〈見どころ1:ハリーの両親の過去を知る親友たちなど、新キャラクターが魅力的〉
本作には、ハリーの両親の過去を知る親友たちなど、魅力的な新キャラクターが多数登場する。
●リーマス・ルーピン
父ジェームズの親友だったリーマス・ルーピンは、「闇の魔術に対する防衛術」の新たな担当教授に就任し、ハリーと絆を深めていく。ちなみに「闇の魔術に対する防衛術」の教授は毎年交代し、物語のカギを握るキャラクターとなることが多い。ルーピン自身も、ある秘密を抱えている。「ネイキッド(1993)」「博士と彼女のセオリー」「ワンダーウーマン」などのデビッド・シューリスが演じた。
●シリウス・ブラック
アズカバンを脱獄し、ハリーの命を狙っていると噂されるシリウス・ブラック。やがてハリーは、ブラックがかつて父の親友だったこと、そして父を裏切りヴォルデモートの手下になったことを知る。演じるのは、「レオン」「ダークナイト」シリーズ、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマン。
●シビル・トレローニー
シビル・トレローニーは、「占い学」の教授として、本作で初登場。霧の彼方から聞こえるようなか細い声で話し、大きな眼鏡をかけている。ハーマイオニーは、トレローニーの占いには懐疑的だが、ハリーの運命を揺るがす、ある大きな予言をする。「ハワーズ・エンド」「日の名残り」「クルエラ」のエマ・トンプソンが演じた。
〈見どころ2:「ファンタビ」に続く!? 不思議な力を秘めた魔法動物たち〉
後に「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフとして、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック・ビースト」シリーズが製作されるが、魔法ワールドの大きな魅力のひとつは、不思議な力を秘めた魔法動物たちだ。
本作でも、相手が敬意を示さなければ攻撃する誇り高き“半鳥半馬”の動物ヒッポグリフのバックビークが登場。さらには、人の魂を吸う恐ろしいディメンターや、「闇の魔術に対する防衛術」の授業で登場し、人が1番怖がるものに変身する“まね妖怪”ボガートなど、不思議な生き物たちが満載だ。ハリーの相棒である白フクロウのヘドウィグ、ハーマイオニーが飼い始める猫のクルックシャンクス、ロンが飼うネズミのスキャバーズなど、それぞれのペットにも注目を。
〈見どころ3:ホグワーツの学生生活を満喫! 魔法アイテムも続々〉
ホグワーツの3年生になると、学校の近くにあるホグズミード村への外出が許可される。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ハリー・ポッター」エリアでも再現されているホグズミード村には、バタービールが飲めるパブ「三本の箒」、菓子店「ハニーデュークス」、「ゾンコのいたずら専門店」などがあり、生徒たちは自由時間を満喫することができる。こうしたホグワーツの学生生活の描写も、ディテールに凝っていて楽しい。
保護者(=ダーズリー一家)の許可を得られなかったハリーだが、おなじみの透明マントと、足跡で人の移動を把握することができる「忍びの地図」を駆使して、ホグズミードに潜入。さらに詳細を書くことは避けるが、「タイムターナー(逆転時計)」など、現在上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でも物語のカギを握る重要アイテムが登場する。
<今後の放送ラインナップ>
●2月2日「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」※本編ノーカット 地上波初放送
●2月9日「かがみの孤城」※地上波初放送
●2月16日「ペット」※本編ノーカット
●2月23日「SING シング」