「ヒューゴの不思議な発明」、「アーティスト」「ヘルプ」破りADG賞戴冠

(C)Paramount Pictures 2011

［映画.com ニュース］　映画やテレビの美術を表彰する第16回アメリカ美術監督組合（ADG）賞の授賞式が2月4日（現地時間）、米ビバリーヒルトンで行われた。

時代映画部門では、マーティン・スコセッシ監督作「ヒューゴの不思議な発明」（ダンテ・フェレッティ）が、「アーティスト」「ヘルプ　心がつなぐストーリー」「裏切りのサーカス」を破って受賞した。現代映画部門では、デビッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」（ドナルド・グレアム・バート）、ファンタジー映画部門では「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」（スチュアート・クレイグ）という結果になった。

テレビ部門では、「ボードウォーク・エンパイア」（1時間ドラマ）、「Modern Family」（30分ドラマ）、「ミルドレッド・ピアース」（テレビ映画／ミニシリーズ）がそれぞれ受賞。今年の第84回アカデミー賞の美術賞には、「ヒューゴの不思議な発明」「アーティスト」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」「ミッドナイト・イン・パリ」「戦火の馬」の5作品がノミネートされている。