百田尚樹

大阪出身。同志社大学を中退し、人気番組「探偵！ナイトスクープ」などで放送作家としてキャリアを積む。06年、50歳のときに「永遠の0」で小説家デビュー。08年に出版した3作目「ボックス！」が吉川英治文学新人賞の候補になるなど注目を集め、映画化される。10年に発表した「モンスター」も、高岡早紀主演で13年に映画化。これと前後して、デビュー作「永遠の0」が山崎貴監督によって映画化されることが決定する。発売当初はあまり売れ行きが芳しくなかった同作だが、口コミで人気が広まり発行部数100万部を突破、13年の映画公開時には関連本も含む累計発行部数が450万部という大ベストセラーになった。12年の「海賊とよばれた男」は本屋大賞を受賞した。