チョン・ユミ
韓国の釜山出身。スクリーンデビュー作「親知らず」(05)で新人として注目を集め、続く「家族の誕生」(06)で韓国の権威ある映画祭のひとつである青龍映画賞の助演女優賞を受賞。コン・ユ主演で実際の性的虐待事件を映画化し話題となった「トガニ 幼き瞳の告発」(11)でも重要な役どころを務める。
また、「よく知りもしないくせに」(09)以降、ホン・サンス監督作「教授とわたし、そして映画」(10)や「3人のアンヌ」(12)に出演。同監督がロカルノ国際映画祭の監督賞を受賞した「ソニはご機嫌ななめ」(13)では主演を務めた。
以降の出演作にコン・ユと再共演した「新感染 ファイナル・エクスプレス」、「窓辺のテーブル 彼女たちの選択」(ともに16)など。2019年には日本でも話題を集めたチョ・ナムジュのベストセラー小説の映画化「82年生まれ、キム・ジヨン」で主演を務め、同作でもコン・ユと共演した。