ゲイリー・シニーズ

米イリノイ州出身。映画編集者のロバート・L・シニーズを父に持つ。若い頃、友人と遊び半分に舞台を上演したのをきっかけに演劇にのめりこみ、1974年、シカゴの教会の地下を拠点にステッペンウルフ・シアター・カンパニーを設立。俳優兼舞台監督として活躍し、90年にブロードウェイデビューを果たす。TVシリーズ「クライム・ストーリー」（86）では2エピソードで監督を務め、リチャード・ギア主演「マイルズ・フロム・ホーム」（88）で映画監督としてもデビュー。92年には「真夜中の戦場　クリスマスを贈ります」で映画に初出演し、「二十日鼠と人間」で監督と主演を兼ねた。「フォレスト・ガンプ　一期一会」（94）でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、世界的な注目を集める。以降の映画出演作に「アポロ13」（95）、製作も手がけた「クローン」（01）など。TVシリーズ「CSI ニューヨーク」（04〜13）や「クリミナル・マインド　国際捜査班」（16〜17）の主人公役でも人気を博した。