アガタ・クレシャ

ポーランド・シュチェチン出身。幼い頃からバレエと歌唱のレッスンを受け、高校生のときに女優になることを決意し、アカデミア・テアトラルナ・イン・アレクサンドラ・ゼルベロビチに進学。卒業と前後してプロの女優としてのキャリアをスタートさせ、94～11年までワルシャワのドラマティック・シアターに所属、その後アテネウム・シアターに入団した。舞台に立つ一方で、映画やTVドラマにも多数出演。08年にはポーランド版のコンテスト番組「ダンシング・ウィズ・スターズ」で優勝し人気を集める。11年、ボイテク・スマルゾフスキ監督の「Roza（英題：Rose）」で主演を務め、ポーランド映画賞の最優秀女優賞を受賞。パベウ・パブリコフスキ監督の「イーダ」（13）で、再びポーランド映画賞の最優秀女優賞に輝いたほか、米ロサンゼルス映画批評家協会賞の助演女優賞を受賞するなど国外でも高い評価を得ている。