ルース・ウィルソン

英ノッティンガム大学時代に演劇を始めたのをきっかけに、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アーツ（LAMDA）に進学。卒業後、BBCのTV映画「ジェイン・エア」（06）で女優デビューし、英国アカデミー賞TV部門の最優秀女優賞と米ゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ／TV映画部門の最優秀女優賞にノミネートされる。翌07年に初舞台を踏み、舞台「欲望という名の電車」（09）でローレンス・オリビエ賞の最優秀助演女優賞、座長を務めた「アンナ・クリスティ」（11）で同最優秀女優賞を受賞した。演劇で高く評価される一方でTVシリーズにも出演し、「プリズナー No.6」（09）、「刑事ジョン・ルーサー」（10～13）で活躍。12年、「アンナ・カレーニナ」でスクリーンデビューし、「ローン・レンジャー」（13）でハリウッドに進出した。その後、「メリー・ポピンズ」の裏話を描く「セイビング・ミスター・バンクス（原題）」（13）などに出演する。