楳図かずお

楳図かずお
ふりがな
うめずかずお
誕生日
1936年9月3日
出身
日本/和歌山

ホラー漫画の巨匠。和歌山県に生まれ、奈良県で育つ。55年、18歳の時にグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を翻案した「森の兄妹」でプロの漫画家としてデビュー。その後は、会社に勤務しながら貸本漫画の執筆を続け、63年に上京する。65年に「少女フレンド」に掲載された「ねこ目の少女」を皮切りに、恐怖漫画を次々と発表。75年、「漂流教室」(72)など一連の作品で小学館漫画賞を受賞し、76年に発表した「まことちゃん」はTVアニメ化され、指サイン「グワシ」などのギャグが大流行した。独創的な楳図ワールドは映像化された作品も多く、代表的なものに「猫目小僧」(76年TVアニメ化、05年・実写映画化)、「おろち」(08年・実写映画化)などがある。執筆活動だけでなく、音楽活動も行うほか、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」や「東京ゾンビ」(05)、「グーグーだって猫である」(08)などに出演。14年、自ら脚本を手がけた映画「マザー」で77歳にして長編監督デビューを果たした。赤と白のボーダーがトレードマーク。

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