映画を観たら読みたい!「オッペンハイマー」総力特集 専門誌「HiVi」で音から映画を掘り下げる「映画は音だ!」特集、「音の名画100選」も

2024年4月2日 10:00


「オッペンハイマー」の音の魅力に専門家が迫る
「オッペンハイマー」の音の魅力に専門家が迫る

オーディオ、AV、ホームシアターの専門誌「HiVi」2024年春号(ステレオサウンド社)が、巻頭特集「映画は音だ!」のテーマで、現在公開中の「オッペンハイマー」を総力特集している。

今号は、映画の音の重要性について掘り下げた企画で、内容、映像表現、そして強烈な音響が高度な次元で有機的に融合した「オッペンハイマー」の魅力を、オーディオ・ビジュアル評論家の山之内正氏、麻倉怜士氏をはじめとした強力執筆陣が専門分野から解説する(一部ネタバレあり)。

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現在「オッペンハイマー」の35㎜フィルム上映を行い、その音響システムでも名高い109シネマズプレミアム新宿にインストールされたスピーカーを展開するイースタン・サウンド・ファクトリー(ESF)社のホームシアター用スピーカーで、米国版UHDBlu-rayを鑑賞するレポートは、劇場で感銘を受け、自宅でもクリストファー・ノーランが生み出す圧倒的な音を再現したい映画ファンは必読だ。そのほか、ノーラン監督の初期作からフィルムIMAX撮影に及ぶまでの変遷、DVD、Blu-rayというフィジカルメディアを辿る分析ページなど、コアな鑑賞者を満足させる濃密かつボリューム満点の内容となっている。

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また、高度な音響が楽しめる名作映画100本を実際に一気視聴する「音の名画100選」企画では、「HiVi」誌面上で話題になった作品をまとめて最新ホームシアター環境で視聴し、注目シーンの聴きどころを紹介する。物語やテーマを追いながらも、また違った観点から映画の魅力を再発見できる画期的な特集だ。そして、同誌の専門である、最新ハードウェア紹介ページでは、スピーカーシステムから、ヘッドホン、サウンドバーまで、自宅などで多様なスタイルで映画の音を満喫できる実践的なシステムプランを提案する。

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劇場で観て気に入った作品はホームシアターでいつでも何度もリピート鑑賞。そんな習慣を後押しし、さらなる映画の楽しみ方の可能性を広げる映画ファン必携の1冊だ。B5、274ページ、参考価格(紙版)1,980円、(デジタル版)1,980円。書店、インターネットで発売中。

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