ウィレム・デフォー＆アーシア・アルジェント、「バッド・ルーテナント」監督のギャング映画に主演

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「バッド・ルーテナント　刑事とドラッグとキリスト」のアベル・フェラーラ監督の新作「American Nails（原題）」に、ウィレム・デフォーとアーシア・アルジェントが主演することがわかった。

米バラエティによれば、本作はギリシャ神話のパイドラの悲劇（義理の息子ヒッポリュトスに求愛するも拒絶され、夫のテセウス王に嘘を訴えてヒッポリュトスを死に追いやった後に自死した）を、現代のギャングの裏社会を舞台に置き換えて描く作品のようだ。フェラーラ監督とロッセラ・デ・ベヌートが共同で脚本を執筆した。今夏イタリアでクランクインする。

デフォーはこれまでベネチア国際映画祭に出品されたフェラーラ監督の映画「Pasolini（原題）」（2014）や、カンヌ国際映画祭に出品された「Tommaso（原題）」（19）などに出演しており、新作がフェラーラ監督との8度目のコラボレートとなる。アルジェントとデフォーは、フェラーラ監督の「ニューローズホテル」（98）で共演している。