たった一人で月面から帰還せよ――SF大作「THE MOON」7月公開　「EXO」ド・ギョンスが兵役後初の映画出演

2024年2月22日 17:30

「神と共に」シリーズを手掛けたキム・ヨンファ監督のSF大作「THE MOON」が、7月に公開されることが決定。あわせて、特報とティザービジュアルが披露された。

月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット「ウリ号」は宇宙へ旅立った。しかし月周回軌道への進入を目前にして太陽風の影響で地球との通信が途絶え、修理のため船外作業中のクルー2人が事故により命を落とす。唯一残された新人宇宙飛行士ソヌを救出するため、5年前の有人探査機爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグクが呼び戻される。深刻な状況のなか、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは月面への着陸を成功させる。NASAの月周回宇宙ステーションが近づくまでは48時間、ソヌは月探査ミッションを成功させ、地球へ生還することができるのか――。

韓国映画界を代表するベテラン俳優ソル・ギョング（ジェグク役）をはじめ、アジア全土で絶大な人気を誇るK-POPグループ「EXO」のメインボーカルを務めるド・ギョンス（ソヌ役）が、「神と共に」に続きキム・ヨンファ監督作で兵役後初の映画出演を果たしている。さらに大ヒットTVシリーズ「夫婦の世界」での好演が記憶に新しいキム・ヒエらが名を連ねている。

特報では、舞台となる月面を大きく映し出し、地球との距離38万4000キロという天文学的な数字が示されている。すると月に一人残された新人宇宙飛行士ソヌ（ド・ギョンス）が、「メーデー、メーデー、月の裏側に墜落した…」という、S.O.Sを発信する音声が聞こえてくる。月面にたった一人残されたソヌは無事に帰還する事が出来るのだろうか。

ティザービジュアルは、月面車とソヌの姿を捉えた画像が採用されており、地球と月の距離を改めて明示しながら、ミッションの困難さを表現している。

「THE MOON」は、7月から新宿バルト9ほか全国公開。なお、2月23日より、全国の劇場で販売されるムビチケには、第1弾特典としてクリアファイル、4月26日から第2弾特典としてポストカード3枚セット（絵柄3種）が付く事が決定している。