松村北斗&上白石萌音から新年の挨拶 主演作「夜明けのすべて」公開に向け、新たな動画がお披露目

2024年1月1日 12:00


あけましておめでとうございます。
(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

松村北斗(「SixTONES」)と上白石萌音が主演し、瀬尾まいこ氏の著作を映画化する「夜明けのすべて」(三宅唱監督/2月9日公開)。このほど、松村と上白石が新年の挨拶をするメッセージ動画が披露された。


あわせて、それぞれが演じた役どころを、それぞれのナレーションで紹介する2本の映像もお披露目となった。


【「夜明けのすべて」作品概要】

原作は、「そして、バトンは渡された」で本屋大賞2019を受賞した瀬尾氏による同名小説(水鈴社刊)。「ケイコ 目を澄ませて」の三宅監督がメガホンをとり、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村と上白石がともに主演を務め、映画初共演した。

PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さん(演:上白石)は、会社の同僚・山添くん(演:松村)のある行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気がなさそうに見える山添くんだったが、そんな彼もまた、パニック障害を抱え生きがいも気力も失っていた。

職場の人たちの理解に支えられながら過ごす中で、藤沢さんと山添くんの間には、恋人でも友だちでもない同志のような特別な感情が芽生えはじめる。やがて2人は、自分の症状は改善されなくても相手を助けることはできるのではないかと考えるようになる。


【キャラクター動画の紹介】「できることは少なくても、救い合えるかもしれない」

今回、新年の挨拶のほかに披露されたのは、藤沢さんと山添くんを紹介する映像。松村と上白石の新規収録ナレーションにより、良いとは言えない出会い方をした藤沢さんと山添くんが、次第に互いを支え合い、「できることは少なくても、救い合えるかもしれない」と思うようになるまでを、親密なトーンで切り取っている。


本作を手がけた三宅監督は、原作の主人公たちに惹かれた理由について「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する2人になにか大切なものを感じました」と語っている。そんな言葉を象徴するように、本キャラクター映像は藤沢さんと山添くんの人間らしさが、愛おしく浮かび上がる仕上がりとなっている。

夜明けのすべて」は2月9日から公開。

(執筆者:尾崎秋彦)

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