「未練のある恋、復縁はアリ? ナシ?」 「サウンドトラック #2」キャスト陣の気になる答えは?

2023年12月23日 08:00


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すれ違った男女が、音楽を通して再び運命的な出会いを果たす恋愛ドラマ「サウンドトラック #2」に出演するクム・セロクノ・サンヒョン、ソン・ジョンヒョクのインタビューを入手した。本作は、「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」などの人気ドラマを手がけているキム・ヒウォン監督による、甘く切ないラブストーリー。音楽が重要なキーになっており、映像美やオリジナルサウンドトラックとの親和性の高さも話題を集めた、新感覚ドラマシリーズの第2弾だ。

クム・セロク、ノ・サンヒョン、ソン・ジョンヒョクにインタビュー
クム・セロク、ノ・サンヒョン、ソン・ジョンヒョクにインタビュー

【あらすじ】
 主人公のヒョンソ(クム・セロク)は、かつては“天才ピアノ少女”と注目を浴びたが、現実を突きつけられたいまは、別の夢に向かって、ピアノ教師とアルバイトを掛け持ちしている。そんな彼女が、ひょんなことから、学生時代に6年間交際した元恋人で、現在はビジネスの世界で成功をおさめているスホ(ノ・サンヒョン)、新進シンガーソングライターのケイ(ソン・ジョンヒョク)と同居することに。同じ屋根の下、元カレのスホ、新たに出会った若いケイとの間で揺れ動くヒョンソの選択とは――?

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――本作への出演を決めた理由を教えてください。

クム・セロク:今回の演出を手がけたキム・ヒウォン監督、チェ・ジョンギュ監督は、俳優なら誰しもご一緒させていただきたいと思う、そういう監督なんですね。それで今回の出演のオファーを引き受けました。

ノ・サンヒョン:私もクムさんと同じで、ぜひ、キム監督とチェ監督とご一緒させていただきたいなと思っていました。それからシナリオも非常に面白くて。スホというキャラクターなら、自分の新しい一面をお見せできるんじゃないかと思って、今回の出演を決めました。

ソン・ジョンヒョク:シナリオでケイというキャラクターと接した時に、私と非常に共通項が多い人物だなと思いました。私もケイもシンガーソングライターですし、ケイはアメリカに住んでいるという設定なんですが、私も以前カナダに住んだ経験があるんです。それ以外にも、非常に似ているところが多いなと思い、本当に運命的なキャラクターだと思って、ぜひやらせていただきたいなと思いました。

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――お互いの第一印象はいかがでしたか?

ノ・サンヒョン:(クム・セロクの顔を見ながら笑顔で)セロクさんに関しては、ちょっと高飛車な方かなと思っていたんですけれども(笑)、実際に付き合ってみるとかわいらしいところがあるし、チャーミングな方だなと。それが第一印象ですね。ジョンヒョクさんは、非常に優しそうなスイートな方かなと思っていたんですけど……、実際にそういう方でした(笑)。

クム・セロク:おふたりは、ご覧の通りイケメンでいらっしゃるんです。以前から、サンヒョンさんは非常にセクシーで、魅力的な俳優さんだなと思っていたんですが、今回実際にお会いすると、非常に面白くて、茶目っ気があり、またクールな一面もあって。ちょっと“ギャップ萌え”の魅力のある方だったんです。ジョンヒョクさんは、とても温かくて優しくて、ちょっと子犬のようなかわいらしいところもあるし、情感豊かな方だという印象です。

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ソン・ジョンヒョク:(本作が俳優デビュー作となり)初めて、俳優の皆さんと接したんですが、おふたりにお会いして「ああ、これが本当の芸能人だな」と実感しました。セロクさんはもう小顔で、プロポーションも良くて、すごくおきれいな方だなという印象でした。サンヒョンさんは、声がとてもステキで、「ああ、やっぱりこういう声じゃないと、ドラマでこういう風に表現できないんだな」という印象を受けました。

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――キャラクターを演じるにあたり、準備したことを教えてください。

クム・セロク:“天才ピアノ少女”という役柄なので、やはりピアノを上手に弾けるように、生まれて初めてピアノの練習をしました。電子ピアノを借り、撮影に行く前と、帰ってきて毎日のように練習し、自然な感じで弾けるように頑張りました。ヒョンソが最も愛して、最も傷つけて、ヒョンソも傷ついてしまうのがピアノなんです。ヒョンソが持っている現実的な悩みとか、負っている傷を表現しようと、役づくりに取り組みました。また、何でも自分の力で乗り越えていこうとする自立心の強いキャラクターなので、そういう部分も意識しました。

ノ・サンヒョン:僕が演じたスホは、ユニークで茶目っ気もある人物なんですが、一方で、真剣な面も兼ね備えています。その間でバランスをうまく取ることを意識しましたね。現場を楽しみたいなという思いもあって、監督たちとご相談しながら、ずいぶんとアドリブを取り入れました。

ソン・ジョンヒョク:ケイも僕もシンガーソングライターですが、僕はピアノで作曲するのに対し、ケイはギターで作るんです。ですから、ギターの練習が必要でした。ギターの経験は数カ月しかなく、今回、改めて練習をしたんです。ケイという人物は、あまりにも透明感が高く、「このドラマで表す感情が彼の全てなのか?」と、解釈が難しかったので、監督たちと話し合いながら、納得をした上で演じることにしました。

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――撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

ノ・サンヒョン:とても楽しかったです。皆さん、ご存知ないと思いますが、キム・ヒウォン監督の笑い声が豪快なんですよ。笑い声を聞くと、つられてみんな笑ってしまうんですね。

クム・セロク:監督ふたりが、俳優たちができるだけリラックスして演じられるようにと、ずいぶん配慮もしてくださったし、うまく引っ張ってくださったんです。そのおかげで、台本にないものも追加したり、補い合ったりしながら撮影することができました。現場の雰囲気は和気あいあいそのものでした。

ソン・ジョンヒョク:俳優として演技する経験が初めてだったので、自分を責める瞬間も多かったんです。そんなときは、ふたりの監督、そして、ここにいる先輩たちが、お忙しいのに、僕のメンタルケアをしてくださった。本当にいろいろと支えていただきました。おかげで、非常に心温まりながら、演じることができました。

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――この作品は、長く付き合っていた恋人と別れ、再会したことから始まるロマンスです。皆さんは実際に未練がある恋をしたときは、長く記憶に残ったり、復縁を考えたりするタイプですか?

ノ・サンヒョン:僕は、未練はあるとしても、復縁は厳しいと思うタイプですね。

ソン・ジョンヒョク:僕は、ときどき思い出すことはあるとしても、ヨリを戻すということは、ちょっと難しいタイプですね。

クム・セロク:スホとヒョンソは、6年ぐらい付き合って別れた後に、4年振りに再会するという設定で、長い時間が経過しているので、いろいろと昔の思い出もよみがえってくると思うんです。けれど、私もやっぱり一度終わった縁というのは、そこまでなんじゃないかなと思うんです。私自身、その瞬間瞬間で、ベストを尽くすタイプなので、別れた後も、後悔は残らないんじゃないかなと思います。

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――最後に日本の視聴者へのメッセージをお願いします。

ノ・サンヒョン:とても温かい作品です。クリスマスにも似合う作品で、この冬「サウンドトラック #2」をご覧になると、楽しい冬を過ごしていただけるんじゃないかと思います。

クム・セロク:それぞれの人物が愛を語る作品です。皆さんに共感していただけるドラマだと思いますので、ぜひご覧ください。

ソン・ジョンヒョク:東京で見ても、大阪でも、札幌でも、福岡でも、沖縄でも、京都でも、どこでご覧になっても良い作品だと思います(笑)。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

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