「エクソシスト　信じる者」首位デビュー！　ハロウィンシーズンでホラーが好調【全米映画ランキング】

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盛況だった夏の興行は一層遠ざかり、北米映画市場の冷え込みは続き、10月第2週も低調な結果となっています。興行収入ランキングのトップ10のうち5本が、ハロウィンシーズンを盛り上げるホラーテイストの映画となりました。

「エクソシスト」シリーズの新章となる「エクソシスト　信じる者」（ユニバーサル）が、首位でデビューしました。物語の中心となるのは、突然姿を消し、何も覚えていない状態で戻ってきたふたりの少女。やがて不可解な現象が家族を襲い、ふたりは不審な行動をとるように。悪魔に憑依されたふたりの少女を助けるべく立ち上がったふたつの家族は、50年前に愛する娘を守り抜き、悪魔祓いに関する手記を出版したクリス・マクニールに助けを求めます。

エレン・バースティンが、「エクソシスト」（1974）に続いてクリス役を再び演じるほか、レスリー・オドム・Jr、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズらが共演。「ハロウィン」シリーズ（2018～）のデビッド・ゴードン・グリーンが監督を務め、ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが製作を担当しました。週末3日間で、製作費3000万ドルに匹敵する、興収2700万ドルを記録しています。

先週トップだった「パウ・パトロール　ザ・マイティ・ムービー」（パラマウント）は、2位にダウン。上映館数を4000館以上に拡大し、週末3日間で興収1100万ドルをあげました。

大ヒットファミリーホラー「ホーカス ポーカス」（ディズニー）の30周年記念版は、10位にランクイン。米マサチューセッツ・セーレムで、転校生のマックス、クラスメイトのアリスンと妹のダニーは、魔女屋敷の探索へ。しかし、思わぬヘマをして、魔女の3姉妹（ベット・ミドラー、サラ・ジェシカ・パーカー、キャシー・ナジミー）を300年の眠りから呼び覚ましてしまいます。週末3日間の興収は150万ドルで、2020年公開時の週末興収190万ドルを下回りました。