「マイノリティ・リポート」が英ウエスト・エンドで舞台化

写真：Moviestore Collection/AFLO

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の大ヒットSF映画「マイノリティ・リポート」（2002）が、英ロンドンで舞台化されることがわかった。リリック・ハマースミス劇場で2024年春に開幕する。

SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化した「マイノリティ・リポート」は、凶悪犯罪を予知する画期的システムが開発された西暦2054年のワシントンDCで、犯罪予防局の凄腕捜査官ジョン・アンダートン（クルーズ）は自分が36時間後に殺人事件を起こすと予知され、同僚たちから追われながら真相を解明し自らの容疑を晴らすべく奔走する。クルーズのほかにコリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドーが共演した。

英ウエストエンドシアターによれば、舞台版「マイノリティ・リポート」はローレンス・オリヴィエ賞を受賞した舞台「ライフ・オブ・パイ」の制作チームが手がけるとのこと。マックス・ウェブスターが演出、デビッド・ヘイグが脚色、サイモン・フレンドとバーミンガム・レパートリー劇場、ノッティンガム・プレイハウスが共同プロデュースする。4月19日から5月18日までリリック・ハマースミス劇場で上演され、その後はウエスト・エンドで上演される見込みだ。