Netflix、ディズニープラス、Maxなど配信プラットフォームが業界組合を設立

写真：AP/アフロ

Netflix、Max、ディズニープラスなど、アメリカの主要動画配信プラットフォームが新たな連合「Streaming Innovation Alliance」(SIA)を設立したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。アメリカ連邦政府、および各州の政策がストリーミング業界に利益をもたらすことを推進することを目的としているという。

メンバーには、パラマウント＋やピーコック、BET＋、discovery＋などの他のストリーミングサービスも参加している。設立に助力した米映画協会(MPA）のチャールズ・リプキン会長は、「ストリーミングは素晴らしい価値、広範なプログラムの選択肢、および前例のない消費者向けのオプションを提供している」と説明。「MPAは、連邦政府および州の政策がこの素晴らしい技術革新を推進し、消費者が今日享受している価値と多様性を損なうことがないよう、SIAおよびその会員と協力していくことを楽しみにしている」

連合の活動の第1弾として、新たな世論調査の結果を発表した。それによると、投票者は「ストリーミングの革新性を支持しており、ストリーミング市場を規制するような提案には警戒心を抱いている」という。

社会的に不寛容で知られる保守系右派が、多様性や表現の自由に反対する法案を出す前に、その動きを封じ込める目的もありそうだ。