カリフォルニア州知事、ハリウッドの労使紛争の仲介

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米脚本家組合（WGA）と米俳優組合（SAG-AFTRA）のダブルストライキにより、長期にわたりハリウッドが停止状態にあるなかで、カリフォルニア州知事が解決に向けて動いていることを明らかにした。

米CNNの独占インタビューで、カリフォルニア州のギャビン・ニューソム知事はWGAと交渉相手の業界団体AMPTPの双方と話し合いを持ったことを明言。「知事としての正式な権限、招集能力、道徳的権限を活用し、すべての人が話し合いのテーブルにつけるよう努力している」

実際にその後、WGAとAMPTPは交渉再開を発表している。AMPTPという業界団体は300社以上が加入しており、アマゾンやアップルといったエンタメ業界に疎いテクノロジー企業も参入していることからリーダーシップの不在が指摘されている。そんななかで、カリフォルニア州知事の介入は労使紛争の解決にプラスになるとみられている。

なお、ダブルストライキによるカリフォルニア州の経済的損失は50億ドル以上と、ニューソム州知事は見積もっている。