リドリー・スコット監督、最新作「ナポレオン」は上映時間の異なる2パターンを用意
2023年9月1日 11:00
ホアキン・フェニックス主演の最新作「ナポレオン」を準備中のリドリー・スコット監督が、上映時間の異なる2パターンを用意していることを明らかにした。
同作は、「ゲティ家の身代金」のデビッド・スカルパが脚本を執筆し、スコット監督の製作会社スコット・フリーがプロデュースする意欲作。もともとは「Kitbag」というタイトルで準備されていた同作は、ナポレオンのラブストーリーに焦点を当てた伝記映画で、主人公のナポレオン・ボナパルトをフェニックス、最初の妻ジョゼフィーヌをバネッサ・カービーが演じている。
スコット監督が英エンパイアに語ったところによると、劇場公開版は158分だが、ナポレオンに会う前のジョゼフィーヌに焦点を当てた場面を追加した270分バージョンも存在するという。
本作はアップルのオリジナル映画として製作されており、ソニー・ピクチャーズ配給で劇場公開したのちに、Apple TV+で世界配信されることになるため、「アップルにはぜひとも(ロングバージョンを)リリースしてもらいたい」とコメントしている。
「ナポレオン」は11月22日に全米公開される。