綾瀬はるか「やりきった感覚がずっとある」 主演作「リボルバー・リリー」封切りに万感

2023年8月11日 14:55


画像1

女優の綾瀬はるかが8月11日、東京・丸の内TOEIで行われた主演作「リボルバー・リリー」の初日舞台挨拶に登壇した。元敏腕スパイ・小曾根百合を演じ、華麗なガンアクションにも挑戦。昨年夏の撮影を「暑い夏でした、心も体も。やりきった感覚がずっとある」と振り返り、「今日という日を無事に迎えられて、本当にうれしいです。アクションが多い映画なので、大きなスクリーンで見ていただきたいです」と封切りに万感の思いをこめて、ファンに挨拶していた。

初日舞台挨拶には綾瀬をはじめ、共演する長谷川博己羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ古川琴音清水尋也ジェシー(SixTONES)、板尾創路行定勲監督が出席。過去にも綾瀬と共演経験のある長谷川は、「綾瀬さんのアクションを見るのは初めて。迫力があり、すばらしかった」と絶賛し、「血だらけで戻ってきたかと思えば『ぴろちゃん、今日何食べた?』って(笑)」と現場でのギャップを明かしていた。

画像2
画像3
画像4

百合と敵対する陸軍大尉を演じたジェシーが、「とにかく怪我をさせないようにと、練習から考えていた」と綾瀬との格闘シーンを振り返ると、綾瀬は「途中で疲れてしまい、(アクションの手順が)分からなくなり、ジェシーさんが『次は右です、左です』と教えてくれた」と感謝の意。百合と逃亡劇を繰り広げる少年・慎太役の羽村は「すごく優しく明るい印象の綾瀬さんが、本番になるとガラッとスイッチが入って、カッコ良くてクールな小曾根百合になっていた。切り替えがすごい」と綾瀬の役者魂に敬意を示した。

画像5

メガホンをとった行定監督は「小曾根百合というキャラクターを、綾瀬はるかが演じなければ絶対成立しないというものにしたかった」と語り、「頭で考えるのではなく、まずアクション。全身で役をつかむ女優さんは見たことがないし、それが役作りに直結しているのもすてき。これは綾瀬はるかにしかできないこと」と称賛の嵐。「皆さん、小曾根百合の未来が見たくないですか? この作品が振り返ると、大いなる序章だった。そうなってくれることを祈っているので、観客の皆さんに育てていただければ」とシリーズ化にも意欲を燃やしていた。

画像6

ハードボイルド作家・長浦京の代表作「リボルバー・リリー」を映画化。関東大震災からの復興で鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた大正末期の東京。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曾根百合(綾瀬)は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていたが、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太(羽村)と出会ったことで、陸軍の精鋭部隊から追われる身となる。

Amazonで今すぐ購入

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース