米俳優組合、スト回避へ

2023年6月29日 19:00


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6月30日の現行契約の満了を前に、米俳優組合(SAG-AFTRA)の首脳陣が交渉について楽観的な見解を示した。

ハリウッドの各労働組合は、映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)と3年ごとに労使交渉を行っている。米脚本家組合(WGA)は交渉が決裂し、ストライキに突入。一方、米監督組合(DGA)は更改を済ませている。そんななか、16万人の俳優が所属するSAG-AFTRAの契約更改交渉の行方に注目が集まっていた。

フラン・ドレシャー(「ジャック」)と主任交渉人のダンカン・クラブツリー=アイルランドはこのほど、会員に向けたビデオメッセージでAMPTPとの交渉の進捗状況を報告した。

「私たちは非常に生産的な交渉を行っており、みなさんが最も重要だと語ったすべての重要な問題に集中しています。根気よく立ち向かい、画期的な取引を達成するつもりです」

SAG-AFTRAは、人工知能の使用に関する強力な保護措置のほかに、出演料や再放送における印税率のアップや、オーディションに関する規制など、多くの問題について要求を出している。

契約更新に成功すれば、米脚本家組合に米俳優組合が加わる「ダブルストライキ」は回避されることになる。

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