韓国のウェブ漫画を実写ドラマ化した「ムービング」が8月9日から配信 超能力者たちに迫る影とは?

2023年6月15日 17:30


ディズニープラス スターにて8月9日独占配信開始(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)
ディズニープラス スターにて8月9日独占配信開始(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)

韓国の人気作家であるKang Fullの人気ウェブトゥーン漫画を実写ドラマ化した「ムービング」が、8月9日からディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で独占配信されることが決定した。超能力を隠したまま現代を生きていく子どもたちと、過去の秘密を隠したまま生きてきた親たちが、時代や世代を越えて、迫りくる悪と危険に立ち向かう超能力アクションヒーロー作品だ。

1990年代、スーパーパワーを持つ能力者たちが集められて、極秘任務遂行するための特殊部隊が発足されたが、ある日を境に部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。

それから数十年後、宙に浮く能力を持つ高校生ボンソクは、自分の能力を隠しながら、平凡な学校生活を送っていた。そこに治癒能力を持つ女子ヒスが転校生として現れ、二人は互いの秘密を知ったことをきっかけに親しくなる。それと同時に、ソウルでは超能力者が次々と殺される連続殺人が発生。ボンソクらの平穏な日々にも暗い影が迫っていた。

主人公のボンソクを演じるのは、「わかっていても」のイ・ジョンハ。その母親で超人的な五感を持つイ・ミヒョンを、日本でも話題を呼んだ「トンイ」のハン・ヒョジュが演じる。また、ボンソクの父親で同じ飛行能力を持つ、特殊部隊のベテラン要員キム・ドゥシク役を、本作が待望のドラマ復帰作となるチョ・インソンが務めている。

ボンソクの学校に転校してきた女子高生チャン・ヒスには、主演した「還魂2」で脚光を浴びるコ・ユンジョン。彼女の父親で、苦痛を感じず回復できる再生能力を持つチャン・ジュウォン役をリュ・スンリョンが演じる。そして、ヒスとボンソクのクラスメートで、能力を隠して生きる学級委員長イ・ガンフン役には、キム・ドフンが起用されている。

製作は、ディズニープラスのオリジナル韓国ドラマ「キミと僕の警察学校」などを手がけたSTUDIO&NEW。漫画の原作者Kang Fullがスタッフとして、脚本を担当しており、正統派の実写版としての期待も高まる。「キングダム」シーズン2の演出を手がけたパク・インジェが監督を務める。

配信決定に合わせて、日本語版ポスタービジュアルが公開。光が差し込む昼間の教室で、机に突っ伏して昼寝をしているボンソクが宙に浮いている様子が描かれ、穏やかな午後の陽気とのアンバランスが目を引くポスターとなっている。個性あふれる超能力者たちの日常や、見応えたっぷりのスリリングなアクション、二世代に渡る愛と絆を描いたヒューマンドラマなど、さまざまな魅力が凝縮されたSFエンターテインメントに注目したい。

「ムービング」は、8月9日からディズニープラス「スター」で配信される(全20話/初回7話まで一挙配信、8話以降は毎週水曜2話ずつ配信)。

<「ムービング」あらすじ>
1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、超能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。

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