「ワンハリ」でディカプリオが演じたダルトン、90歳で死去　タランティーノが発表

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でレオナルド・ディカプリオが演じたリック・ダルトンさんが、90歳で死去したと、クエンティン・タランティーノ監督がTwitterを通じて報じた。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」におけるリック・ダルトンは、テレビドラマ「賞金稼ぎの掟（Bounty Law）」でブレイクした俳優で、映画俳優へのキャリア転身を図っている設定だった。

タランティーノ監督は「パルプ・フィクション」の共同脚本家ロジャー・エイバリーと共同で主催するポッドキャスト「The Video Archives」の公式Twitterを通じて、ダルトンさんが90歳で他界したと報じた。妻フランチェスカさんに看取られ、ハワイの自宅で息を引き取ったという。

また、タランティーノ監督が所有するロサンゼルスのリバイバル映画館ニュービバリーシネマの看板にも、「リック・ダルトンを偲んで　1933-2023 『素晴らしい役者』」との追悼メッセージが表示されている。

なお、タランティーノ監督は女性の映画評論家を主人公にした新作映画「ザ・ムービー・クリティック（原題）」を準備中と言われている。