ディズニー、没入型「スター・ウォーズ」ホテルを閉鎖

Allen J. Schaben / Los Angeles Times via Getty Images

米フロリダ州のディズニーワールドで2泊3日の「スター・ウォーズ」体験を提供する「スター・ウォーズ：ギャラクティック・スタークルーザー」が、今年9月で閉鎖されることになった。

「スター・ウォーズ：ギャラクティック・スタークルーザー」は、宇宙船を模した「ハルシオン」というホテルに2泊し、「スター・ウォーズ」の衣装をまとい、ライトセーバーのトレーニングを受けたり、秘密のミッションに参加するという没入型のアトラクション。豪華客船で行くクルーズ旅行をモデルにしている。

もともと2021年にオープン予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による遅延のため、22年3月にオープン。だが、2人部屋で4800ドル、4人部屋で6000ドル程度という高額な価格設定のため、客足が遠のいていた。

そして、ディズニーの広報は9月30日に営業を終了すると発表。

「『スター・ウォーズ：ギャラクティック・スタークルーザー』は、これまでで最もクリエイティブなプロジェクトのひとつであり、革新的で没入感のあるエンタテインメントの新たな基準を設定したことで、お客様から賞賛をいただき、認知されました。このプレミアムなブティック体験は、100室という小規模で新しいことに挑戦する機会を与えてくれました。最終航海に向けて、私たちは学んだことを活かして、より多くのゲストやファンに届くような未来の体験を創造していきます」