オースティン・バトラー、ドン・ウィンズロウ著「業火の市」映画化に主演
2023年4月10日 10:00
「エルヴィス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたオースティン・バトラーが、ベストセラー作家ドン・ウィンズロウの小説「業火の市」を映画化する新作に主演すると米Deadlineが報じた。
2022年4月に出版された「業火の市(原題:City on Fire)」は、1986年米東海岸の通称ドッグタウンを仕切るアイルランド系マフィアのメンバー、ダニー・ライアンが、イタリア系マフィアとの抗争に巻き込まれるうち、仲間や家族を守るため組織のトップに上り詰めていく。「ゴッドファーザー」以来の最強のギャング小説と呼ばれる本作は3部作の第1作で、第2作「City of Dreams(原題)が4月18日に出版社ウィリアム・モローから刊行される。
映画「City on Fire(原題)」はバトラーがダニー役で主演し、ソニーの3000ピクチャーズが製作。スタジオはすぐに脚本家や監督の選定に入るという。バトラーにとって初の主演シリーズとなる可能性があり、デビッド・ハイマン、シェーン・サレルノとともに初めてプロデュースも手がける。
バトラーは、ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF超大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編「デューン パート2(原題)」に出演しており、11月3日全米公開の予定。また、バリー・コーガンと共演するアップルTV+のミニシリーズ「Masters of the Air(原題)」も今年配信を控えている。