チーム・ダウニー制作、「西部戦線異状なし」監督の新ドラマにオスカー・アイザック

Photo by Amanda Edwards/Getty Images Photo by Bruce Glikas/WireImage/Getty Images

ロバート・ダウニー・Jr.とスーザン・ダウニーの製作会社チーム・ダウニーがプロデュースする米アマゾン・スタジオの新ドラマ「Helltown（原題）」に、オスカー・アイザックが主演交渉中であることがわかった。「西部戦線異状なし」で第95回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したエドワード・ベルガーが監督を手がける。

米Deadlineによれば、本作はケイシー・シャーマンの同名書籍をもとに8話構成でドラマ化する作品で、モハメド・エル・マスリ（「セヴェランス」）が脚本、ショーランナーを務める。アイザックが演じるのは、「猫のゆりかご」「スローターハウス5」などで知られる米作家カート・ボネガット役。ドラマは1969年のマサチューセッツ州ケープコッドを舞台に、まだ売れない作家で車の営業マンとして妻と子どもたちを養っていたボネガットが、行方不明だった女性2人の遺体が発見されたことをきっかけに事件を調べるうち、容疑者である連続殺人鬼と危険な繋がりを築き始める、というクライムサスペンスのようだ。「Helltown（原題）」は、エル・マスリ、ベルガー、アイザック、原作者シャーマンが制作総指揮を務める。

ベルガー監督「西部戦線異状なし」は、アカデミー賞を受賞した1930年のルイス・マイルストン監督による映画版でも広く知られる、ドイツの作家エリッヒ・マリア・レマルクの長編小説「西部戦線異状なし」を、原作の母国ドイツであらためて映画化した戦争ドラマ。第95回アカデミー賞で作品賞を含む9部門にノミネートされ、国際長編映画賞、撮影賞、美術賞、作曲賞の4部門を受賞した。Netflixで配信中。