最低映画の祭典ラジー賞はR18+指定の「ブロンド」が作品賞
2023年3月12日 15:30
最低映画の祭典、ラジー賞こと第43回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果が、3月11日(現地時間)に発表された。ワースト映画賞には、マリリン・モンローを題材にしたR18+指定のNetflix映画「ブロンド」が選ばれた。同作は、ワースト脚本賞も受賞している。
同賞をめぐっては、1月にワースト主演女優賞のライアン・キーラ・アームストロングのノミネートが物議を醸した。「炎の少女チャーリー」で主演を務めた際、11歳だったアームストロングをノミネートさせたことで大炎上。多方面からバッシングを浴びた同賞は、ワースト主演女優賞について「第43回ラジー賞におけるノミネーションの失敗」とし、ラジー賞自体に贈ることで猛省の意を示している。
第43回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果は、以下の通り。
ワースト映画賞:「ブロンド」
ワースト主演男優賞:ジャレッド・レト「モービウス」
ワースト主演女優賞:第43回ラジー賞におけるノミネーションの失敗
ワースト・リメイク/パクリ/続編:「ピノキオ」
ワースト助演男優賞:トム・ハンクス「エルヴィス」
ワースト助演女優賞:アドリア・アルホナ「モービウス」
ワーストスクリーンカップル賞:トム・ハンクスとラテックスまみれの顔面「エルヴィス」
ワースト監督賞:コルソン・ベイカー&モッド・サン「グッド・モウニング 人生最悪のハイな1日」
ワースト脚本賞:「ブロンド」
名誉挽回賞:コリン・ファレル