「モスキート・コースト」シーズン2で終了　Apple TV＋が決定

写真：REX/アフロ

Apple TV＋がオリジナルドラマ「モスキート・コースト」のシーズン3を製作しないことを決定したと、米Deadlineが報じている。シーズン2の最終話がすでに配信されているが、同エピソードをもってシリーズが完結することになる。

「モスキート・コースト」は、ポール・セローのベストセラー小説のドラマ化。発明家で頑固な理想主義者の主人公がアメリカの管理された文明社会を嫌って、家族を引き連れて中米に向かうというストーリーだ。

1986年に「刑事ジョン・ブック　目撃者」「いまを生きる」のピーター・ウィアー監督が映画化しており、ハリソン・フォード、ヘレン・ミレン、リバー・フェニックスが出演。ドラマ版「モスキート・コースト」は、原作者の甥にあたるジャスティン・セロー（「LEFTOVERS 残された世界」）が主演を務めており、最初の2シーズンは小説の前日譚だった。もしシーズン3が製作されれば、映画と同様、小説の世界が映像化されることになる計画だったが、実現には至らなかった。