山下智久、約6年ぶりの王道ラブストーリー！　「私の頭の中の消しゴム」監督とタッグ「SEE HEAR LOVE」23年配信

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山下智久が、「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督とタッグを組む日韓共作映画「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」で、ドラマ「ボク、運命の人です。」（2017）以来、約6年ぶりに王道ラブストーリーに参加することがわかった。2023年に、Amazon Prime Videoで独占配信される。

本作は、漫画配信サービス「ピッコマ」で連載された、NASTY CAT氏の「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写映画化するもの。次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・泉本真治と、生まれつき耳が聞こえない相田響のラブストーリーを紡ぐ。

病を患い、視力を失いつつある漫画家の真治は、やっと軌道に乗って人気が出てきた連載漫画を休載。さらに、一緒に暮らしていた祖母の面倒も見られなくなっていく。孤独と恐怖に襲われ、ベランダから身を投げ出そうと考える真治。そんなとき、真治の漫画のファンで、耳が聞こえない響に助けられる。

ハリウッド映画「The Man From Toronto（原題）」、大型国際ドラマシリーズ「THE HEAD」など、海外作品にも参加する山下は本作で、自身初の漫画家、そして視覚障がい者という難役に挑戦。山下は、「昨日までのあたりまえが、突然奪われてしまう。そんな状況のなか、人生で何を大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました」と語る。監督を務めるのは、大ヒット作「私の頭の中の消しゴム」、日本で撮影した「サヨナライツカ」などで知られる恋愛映画の名手、イ・ジェハン。「日本を代表する情熱的な俳優・山下智久さんと作品をご一緒することができて本当に光栄です」と、期待を寄せる。

「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」は、1月10日にクランクインし、現在撮影中。23年にAmazon Prime Videoで独占配信される。山下、イ・ジェハン監督のコメント（全文）は、以下の通り。

■山下智久

以前から、イ・ジェハン監督のファンでもありましたので、今回のお話を頂いた時、とても光栄に思ったのと同時に、この作品を見て下さる方に何を受け取ってもらえるか深く考えました。

視力を失うという厳しい現実を突きつけられた真治が耳の聞こえない響と出会う事で、どう成長し何を乗り越えていくのか。昨日までのあたりまえが、突然奪われてしまう。そんな状況のなか、人生で何を大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました。

物理的に見えなくなった事で何に気付き何が見えるようになるのか。障がいとして受け取るのではなく、生きる強さに変換して少しでも勇気を受け取ってもらえるよう監督、そして共演者の方々始め、現場にいるすべての皆さんと力を合わせて真摯に作品作りに取り組んで参ります。

完成を楽しみにして頂けたら幸いです。

■イ・ジェハン監督

このような意味深い作品で日本の観客にお会いできると思うと、とても嬉しく胸が高鳴ります。日本を代表する情熱的な俳優・山下智久さんと作品をご一緒することができて本当に光栄です。「SEE HEAR LOVE」を通して「見る」というものが何なのか、「聞く」というものが何なのか、そして「愛する」というものが何なのかを濃密に追求し、掘り下げていきたいと思います。