【2022年、人気だったアニメをランキングで総ざらい】ジャンプアニメ「鬼滅の刃」「SPY×FAMILY」が強し　オリジナル作品の注目作も

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

2022年も間もなく終わりを迎えます。本記事では、アニメハックで毎週水曜に掲載している「今期アニメランキング」を振り返り、22年の各クールにどんなアニメが注目を集めたのかをご紹介します。

「今期アニメランキング」は、パナソニック「DiMORA（ディモーラ）」提供のデータから、首都圏の地上デジタル放送を対象にアニメ番組の録画予約状況を計測。アニメハック編集部が独自にランキング化したものです。

なおアニメハックでは年末企画として本記事をふくめ、「声優」「ニュース」「各期のアニメ」「イベント」の4つのカテゴリーごとにランキングを発表中。ほかの記事とあわせてご覧ください。

■【2022年冬クール】圧倒的な人気を誇った「鬼滅の刃 遊郭編」

(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

22年1～3月は、21年12月からスタートした「鬼滅の刃 遊郭編」が、2月中旬の最終回まで全話首位となりました。「遊郭編」の第10、11話と「刀鍛冶の里編」第1話で構成された「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」が、23年2月3日に劇場公開されることが決まっています。

(C)諫山創・講談社／「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

2月中旬以降は「進撃の巨人 The Final Season Part2」が首位を独走。「ルパン三世 PART6」「王様ランキング」「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」などもランキング常連として高順位を記録しました。

■【2022年春クール】「SPY×FAMILY」の人気が爆発、全話首位の大記録

(C) 遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

4～6月は、「SPY×FAMILY」の人気が爆発したクールでした。1話の時点でロケットスタートを切り、2位以下に大差をつけて最終回まで全話首位の大記録を樹立。アーニャのかわいさに注目が集まり、10～12月放送の第2クールのキービジュアルではアーニャが大きくフィーチャーされることになりました。

そのほか、P.A.WORKSが初めて漫画原作作品を手がけた「パリピ孔明」、「キングダム 第4シリーズ」「古見さんは、コミュ症です。（第2期）」「可愛いだけじゃない式守さん」などが注目を集めました。

■【2022年夏クール】僅差で混戦のなかオリジナルアニメ「リコリス・リコイル」が健闘

(C) Spider Lily/アニプレックス・ABC アニメーション・BS11

7～9月のランキングは僅差の混戦となり、「よふかしのうた」、2クール目の「キングダム 第4シリーズ」などが首位を争うクールでした。そのなかで、オリジナルアニメの「リコリス・リコイル」が健闘して存在感を放っていました。ふたりの少女のアクションバディものとしてアニメファンの心をつかんだ同作、年末年始にお時間ある方はぜひチェックしてみださい。

■【2022年秋クール】第2クールも首位独走の「SPY×FAMILY」　「うる星やつら」「水星の魔女」「チェンソーマン」も人気

(C)遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会

10～12月は、人気・注目作が集中した大豊作のクールでした。「ダブスタクソ親父」などのセリフがSNSでトレンド入りした「機動戦士ガンダム 水星の魔女」、豪華キャストも話題になった「うる星やつら」、MAPPAが1社で製作も手がけた「チェンソーマン」をはじめ、「BLEACH 千年血戦篇」「ブルーロック」などが人気を博しました。

人気・注目作が目白押しのなか、大きく抜きんでていたのが「SPY×FAMILY 第2クール」でした。3カ月ぶりに帰ってきた同作は首位を独占状態で、第1クールとあわせると半年間のランキングをほぼ席巻したことになります。

2022年を振り返ると、劇場アニメの分野だけでなく、「鬼滅の刃」「SPY×FAMILY」などテレビアニメでもジャンプ原作ものの存在感が大きかったことが分かります。23年には、「SPY×FAMILY」シーズン2、「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」「呪術廻戦（第2期）」などのジャンプアニメ、「進撃の巨人 The Final Season 完結編」などの注目作がひかえています。来年も毎週更新予定の「今期アニメランキング」で、注目作をリアルタイムにチェックしてみてください。

【今期TVアニメランキング】バックナンバー
https://anime.eiga.com/news/column/konki_ranking/

【アニメハック】