「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン1最終話、放送前にネット上に流出

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記録破りの高視聴率で爆進中の「ゲーム・オブ・スローンズ」前日譚ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のシーズン1最終話が、全米放送前にインターネット上に流出するという事件が発生した。米ハリウッド・レポーターなどが報じている。

同作は、2019年に全8シーズンで幕を閉じた大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の200年前を舞台に、ドラゴンを操るターガリエン家の物語を描く全世界待望のスピンオフドラマ。8月22日（現地時間）に第1話が米有料チャンネルのHBOならびに動画配信サービスHBO Maxで配信され、ふたつのサービスを合わせた全米視聴者数でHBO史上最高となる998万人を記録した。

シーズン1のフィナーレを飾る第10話は、10月23日（現地時間）に全米放送および配信を控えていたが、21日にインターネット上の複数の動画サイトにエピソードが丸ごと流出するという事態が相次いだ。

これを受けてHBOは、「今回ネット上に出回った違法コピーは、ヨーロッパと中東、アフリカの3テリトリーにおける配給元がリークしたものと思われ、弊社は現在、動画サイトの監視を強化するとともに、違法コピーを発見次第削除するよう全力を尽くしています」と即座に声明を発表。「忠実なファンの視聴体験を台無しにするこのような違法行為がなされたことは非常に遺憾ですが、来たる日曜日、HBOとHBO Maxにて4K高精細の美しい映像でシーズン最終話を是非ご覧ください」と視聴者にアピールしている。