パティ・ジェンキンス監督版「スター・ウォーズ」、ディズニー公開スケジュールから抹消
2022年9月23日 14:00
「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス監督がメガホンをとる「スター・ウォーズ」関連の新作映画「Rogue Squadron(原題)」が、ディズニーの公開スケジュールから抹消されたことが明らかになった。
同作は、スカイウォーカー・サーガの完結編でもある「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」以来の「スター・ウォーズ」映画で、ジェンキンス監督によれば戦闘機パイロットだった自身の父親にインスピレーションを得ているという。「史上最高の戦闘機パイロット映画にしたい」と意欲を述べるジェンキンス監督は、脚本家マシュー・ロビンソンと企画開発に着手。23年12月22日の全米公開に向けてポストプロダクションに入り、22年中にクランクインする予定だった。
だが昨年末、ジェンキンス監督が抱えている待機作とのスケジュール調整がつかないため、製作延期が発表されていた。現時点で、同作を23年に公開するのは不可能のため、ディズニーは新作ラインナップから外している。
ジェンキンス監督が優先して取りかからなくてはいけない待機作の詳細は不明だが、ワーナー・ブラザースでは「ワンダーウーマン3(仮題)」、パラマウントでは「クレオパトラ(仮題)」の準備を進めており、いずれもガル・ギャドットが主演を務めることになっている。
次の「スター・ウォーズ」映画は、「ジョジョ・ラビット」「ソー ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督による作品になると、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は発表している。