山崎賢人「まだ始まったばかり」　主演作「キングダム2」公開10日間で動員155万人、興収22.7億円突破！

山崎賢人が7月25日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演作「キングダム2 遥かなる大地へ」の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。7月15日に封切られ、公開10日間で動員155万人、興行収入22.7億円突破の大ヒット。前作超え確実の快進撃に「たくさんの皆さんに見ていただき、夢がどんどん広がっている。まだ始まったばかりですので、この夏もっと熱くなってもらいたい」とさらなる飛躍に期待を寄せた。

中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信（山崎）と、中華統一を目指す若き王・えい政（後の秦の始皇帝）の躍動を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」（原泰久／集英社）を映画化。続編では、原作でも人気のエピソードである“蛇甘平原”での戦い、大将軍への第一歩である信の初陣が描かれる。

本作では「成長した信を意識した」といい、「全身筋肉痛だらけですけど、そんなのも吹っ飛ばすのが信だなと思うと、頑張れた。（リーダーとして）強く優しくたくましい信でいようと思った」と振り返った。自身も原作の大ファンだっただけに「作品自体からパワーをもらっている。自分ひとりの夢じゃなくて、みんなで夢を追っかけているんだと頑張ることができた」と大作を背負う“原動力”も明かしていた。

舞台挨拶には山崎をはじめ、共演する清野菜名、真壁刀義、佐藤信介監督が登壇。人気キャラクター・羌かい（きょうかい）を演じた清野は「原動力？　賢人くんですね」と即答し、「体力がかなり必要な役で、すごく大変だったと思いますが、毎日大きな声で現場を引っ張ってくれる姿を見ていると、わたしももっと頑張ろうという思いに。『賢人くん、ありがとう』という気持ち」と感謝の意を示した。

また、信たちとは異なる最強の「伍」の伍長となる屈強な男・沛浪（はいろう）を演じる真壁は「正直、そうそうたるメンバーでしょ。僕、のまれたんですよ」と明かし、「このままじゃダメだと役に入り切って、思う存分暴れました。プロレスラーって、ダメだなと思われたくなかった」と奮闘を回想。客席に「おれの演技、どう？　100パーだよね？」と問いかけ、大きな拍手を受けると「センキュー！」と誇らしげだった。