クリス・パインがアウトローな盗賊に！　アクションファンタジー「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」23年公開　予告編＆ポスター披露

2022年7月22日 14:00

ロールプレイングゲームの元祖として知られる「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」をクリス・パイン主演で映画化した「Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves（原題）」が、「ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り」の邦題で2023年に公開される。予告編とポスターが披露された。

舞台は、フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界。世の中を動かし得るほどのお宝、ドラゴンをはじめとした個性際立つクリーチャーたち、戦いを華やかに盛り上げる魔法や巧みなアクションシーン、そして邪悪を極めるヴィラン。アクションファンタジーに欠かせない要素がすべて詰め込まれ、映画でしか描けない壮大な世界観と、進化を続ける映像クオリティに期待が高まる。

仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語の主人公と言えば“伝説の勇者”が鉄板だが、パイン扮するエドガンはバード（吟遊詩人）。盗賊稼業に勤しむアウトローだ。およそヒーローには見えない旅の仲間たちが、世界の命運をかけた予測不能のアクションファンタジーを繰り広げる。パートナーとなるバーバリアン（原始的戦士）のホーガ役はミシェル・ロドリゲス。そのほか、ハーフエルフのソーサー（魔術師）・サイモン役でジャスティス・スミス、モンスターと混血のティーフリングでドルイド（僧）のドレク役でソフィア・リリスが共演する。

監督・脚本を手掛けたのは、「モンスター上司」などの脚本でもタッグを組んだジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン。エドガンの娘・キーラ役でクロエ・コールマン、エドガンのかつての友人でキーラを誘拐する詐欺師のフォージ役でヒュー・グラントも出演する。

7月21日（現地時間）より開催中の世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2022」で予告編がお披露目されると、期待に違わぬビジュアルの仕上がりに加えて、パインとロドリゲスらが繰り広げるユーモラスな応酬に笑いが絶えず、満員の6500人の観客も大熱狂。

金髪姿でハイテンションに登場したパインは、「この映画の原作である『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』を40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ」と語り、「これをやるといじめっ子だろうが人気者だろうがそんな垣根を忘れてみんなワイワイ楽しめる、そういう力があるコンテンツなんだ」と絶賛。パートナーのホーガ役を演じたロドリゲスも「この映画のためにハードに筋トレして4.5キロ増量したわ」「ボディメイクは本当に楽しかった」と明かした。