「ドクター・フー」の主人公に初の黒人俳優

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世界最長のSFドラマとして知られる「ドクター・フー」の新ドクター役に、「セックス・エデュケーション」のンクーティ・ガトワが決定したと発表された。

1963年に放送を開始した「ドクター・フー」は、「ドクター」と名乗る異星人が仲間とともにタイムマシンで時空を旅しながら、悪と戦うSFアドベンチャードラマ。主人公は命の危機に瀕すると再生し、別の容姿になるという設定で、第13代ドクターを英女優ジョディ・ウィテカーが演じていた。

そしてこのほど、第14代ドクターがガトワに決定。ルワンダで生まれ、スコットランドで育ったガトワは「セックス・エデュケーション」のエリック役で注目を集めた。「ドクター・フー」史上初の黒人ドクターとなる。

「この役柄と番組は、私を含む世界中の多くの人々にとって非常に大きな意味を持っています」と、ガトワは声明を発表。「素晴らしい才能をもった私の前任者たちは、細心の注意を払って、特殊な責任と特権と向き合ってきました。私も同じように、最大限の努力をしたいと思います」

ガトワがドクター役を演じる「ドクター・フー」の新シーズンは、2023年放送予定。