仏映画界のレジェンドがスクリーンによみがえる！「ジャン＝ポール・ベルモンド傑作選3」開催　「華麗なる大泥棒」「冬の猿」など7作品

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昨年9月6日に死去したフランスの国民的スター、ジャン＝ポール・ベルモンドの代表作を劇場上映する特集「ジャン＝ポール･ベルモンド傑作選3」が、9月2日から開催される。

フランス映画界のレジェンドにしてアクションスターでもあった、ベルモンドの主演作を映画館のスクリーンで楽しむ本企画は、2020年10月に第1弾、2021年5月に第2弾が開催。コロナ禍により映画館から遠ざかっていた中高年層を「ベルモンドが呼び戻した！」と話題になる大盛況を収め、それまでベルモンドを知らなかったミレニアル世代の映画ファンをも虜にした。

注目のラインナップは、第2弾に引き続き、ベルモンド総選挙（映画ファンによリクエスト投票）でベストテンにランクイン、実写版「ルパン三世」ともいうべきアクション作「華麗なる大泥棒」（71）、ジョゼ・ジョバンニ監督が自作「ひとり狼」を自らリメイクしたノワール「ラ・スクムーン」（72）をはじめ、ジャン・ベッケル初監督作「勝負(かた)をつけろ」（61）、ジャン・ギャバンとの共演作「冬の猿」（62）、アラン・レネ監督による犯罪サスペンス「薔薇のスタビスキー」（74）、国内未ソフト化の陽気な1作「ベルモンドの怪盗二十面相」（75）、ベルモンド後期最大のヒット作品して、最後のハードアクション「パリ警視J」（83）の全7作品。アクションから爆笑コメディ、味わい深い人間ドラマまで、ベルモンドの魅力を網羅した永遠不滅の傑作揃いだ。いずれもHDリマスターの高画質、全作完全新訳で上映される。

9月2日より、新宿武蔵野館、テアトル梅田、名演小劇場ほか全国順次上映。