シアーシャ・ローナン、アルコール依存を克服する主人公描く新作に主演

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シアーシャ・ローナンが、スコットランド人作家のエイミー・リプトロットの回顧録を映画化する新作「The Outrun（原題）」に主演することがわかった。米バラエティによれば、Netflixで配信中の映画「消えない罪」（サンドラ・ブロック主演）のノラ・フィングシャイトが監督を務める。

「The Outrun（原題）」は、アルコール依存症のリハビリ施設にいたロナ（ローナン）が、10年ぶりに故郷のオークニー諸島に戻り、幼い頃に親しんだ雄大な自然と再び触れ合いながら、子どもの頃の思い出や、依存症を克服しようと決意するに至った苦しい出来事について振り返る。

同名の原作は、アルコール中毒だったリプトロットが生まれ育った場所で生きる力と希望を見出すまでの経験を綴った作品で、英サンデー・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインし、世界10カ国語以上に翻訳されている。映画の脚本は、リプトロットとフィングシャイト監督が共同で執筆。ローナンの製作会社アーケード・ピクチャーズとブロック・メディア、「1917 命をかけた伝令」のイグナシオ・サラサール＝シンプソンとリカルド・マルコ・ブーデがプロデュースする。