シュワルツェネッガー、ロサンゼルス市内で衝突事故

Photo by Andreas Rentz/Getty Images

アーノルド・シュワルツェネッガーが1月21日夕方（現地時間）、米ロサンゼルスで複数の車を巻き込む衝突事故を起こした。バラエティなど米メディアが一斉に報じている。

事故現場となったのは、ロサンゼルス市内の高級住宅街ブレントウッド地区にある名門ゴルフ場「リビエラ・カントリー・クラブ」の目と鼻の先、サンセット大通りとアレンフォード通りの交差点で、シュワルツェネッガーが運転する大型SUV車GMCユーコンが信号を左折しようとした際に、直進してきたトヨタ・プリウスと衝突。隣車線を走行していたほか2台の車も巻き込まれ、計4台が折り重なる多重衝突事故に発展した。

米TMZがサイトに掲げた事故現場の写真からは、巨大なGMCユーコンがフロント部分に乗り上げたことでペシャンコになった赤いプリウスの側に、スウェットの上下というカジュアルな出で立ちで佇むシュワルツェネッガーの姿が見受けられる。

プリウスを運転していた女性は、頭部に怪我を負い病院に搬送されたが、幸い軽傷だという。シュワルツェネッガー自身は怪我もなく、「自分のことよりも負傷した女性の容体を心配している」と代理人はコメントしている。

ロサンゼルス市警によれば、現段階でドラッグや酒気帯び運転などの疑いは見られないとのことだが、シュワルツェネッガーが赤信号を無視して左折しようとしたという目撃者の発言もあることから、今後詳しい状況について捜査を進める方針とのことだ。