サンダンス映画祭、参加者に新型コロナワクチンのブースター接種を義務化

2022年1月5日 20:00


22年1月20~30日に開催予定
22年1月20~30日に開催予定

1月20日から米ユタで開催されるインディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭が、参加者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種の条件を厳格化したと、米バラエティが報じている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021年はオンラインでの開催となったサンダンス映画祭だが、22年は対面形式とオンラインのハイブリッドでの実施準備が進められている。

収容人数制限やマスクの着用、ワクチン証明書の提示などのルールが定められていたが、アメリカでのオミクロン株の急速な広がりを受け、米疾病予防センターのガイドラインに基づき、対象者には3度目のワクチン接種であるブースター接種を受けることを義務化した。一般観客のみならず、従業員やボランティア、映画監督や俳優、マスコミ、業界関係者など、対面式イベントに参加する全員が対象となる。

また、映画祭はPCR検査と抗原検査を無料提供し、従業員やボランティアなどの映画祭関係者は48時間ごとに検査を受ける。映画監督や俳優などのゲストは、参加48時間以内に検査を受けるほか、上映会の質疑応答や記者会見に参加する前に検査を受けなくてはならない。

同映画祭は、これらの措置について「わたしたちのコミュニティの健康安全が最優先です」と説明している。

サンダンス映画祭は、1月20~30日に開催予定。

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