「鬼滅の刃」野村萬斎の演出・出演で能・狂言に 2022年に東京、大阪で上演

2021年12月22日 06:00


2022年の夏に東京、冬に大阪で上演
2022年の夏に東京、冬に大阪で上演

吾峠呼世晴氏の人気漫画「鬼滅の刃」が、野村萬斎(能楽師狂言方和泉流)の演出・出演で能・狂言化されることが決定した。「能 狂言 『鬼滅の刃』」のタイトルで、2022年の夏に東京、冬に大阪で上演される。

12月19日に行われた「ジャンプフェスタ2022」の「鬼滅の刃」ステージで、萬斎の動画コメントが公開。「能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。特に能は『なぜ人間が鬼になったか』そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能であるとも思います。そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております。とにもかくにも『鬼滅の刃』の人間の闇と希望の部分というものは、この能・狂言によって非常にスタイリッシュに、かつ皆さんのイマジネーションに訴える形で、とはいえ、今までの能・狂言とは違ったテイストでお送りできるかと思います。 2022年夏・冬、東京・大阪で公演があります。是非、皆様のご来場をお待ち申し上げております」とコメントを寄せている。

その他の出演者、配役、チケット発売日などの詳細は後日発表される。

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