福山雅治、「おしりたんてい」史上最強の敵シリアーティ役で「無礼こかせていただきます」

歌手で俳優の福山雅治が、「映画おしりたんてい　シリアーティ」に声優として出演し、同シリーズ史上最強最悪の敵・シリアーティ役を担っていることが明らかになった。福山は、「CVという深淵なる表現の場においてはほぼ新人な僕ですが、おしりたんてい史上最強の敵役の名に恥じぬよう、憚りながらも全力で“無礼こかせていただきます”」と並々ならぬ意欲をのぞかせている。

2022年3月18日に全国で公開されることが決まった「映画おしりたんてい　シリアーティ」は、同シリーズの劇場版4作目で初の長編作。50分の今作と、「超特大サイズのスイートポテト」つくりを描く20分の短編「映画おしりたんてい 夢のジャンボスイートポテトまつり」で構成される。過去3作「映画　おしりたんてい　カレーなる　じけん」（19）、「映画おしりたんてい　テントウムシいせきの　なぞ」（20）、「映画おしりたんてい　スフーレ島のひみつ」は、東映の子ども向け映画興行「東映まんがまつり」の1作として上映されていた。

(C)トロル・ポプラ社／2022「映画おしりたんてい」製作委員会 (C)Troll/POPLAR, 2022 "Butt Detective the Movie" Production Committee (C)T/P, 2022 BDMC

福山が劇場アニメで声優を務めるのは、「映画ドラえもん　新・のび太と鉄人兵団　はばたけ天使たち」（11）、「未来のミライ」（18）に続き3度目。今作で息吹を注ぐ映画オリジナルキャラクターのシリアーティは、目的のためなら手段を選ばない冷酷な犯罪者。ホーホー美術館に眠る謎の秘宝「お・パーツ」を狙っている。おしりたんていは国際警察ワンターポールからやってきた新米捜査官オードリー（園崎未恵）と共に捜査を始めるが、シリアーティが町を揺るがす事件を起こす。

クールで深みのある声で難役に臨む福山は「まさか、大好きな『おしりたんてい』の世界の住人になれるとは…。驚きと喜びでとてもワクワクしています」と意欲満々。さらに、「僕のキャリアにとって初めてとなる“完全なるダークサイド”の役名は、闇の住人『天才シリアーティ』。観てくれる子供たちにとって、また親御さんたちにとって、ハラハラしながらも楽しんでいただけるような“天才の闇”を表現できたらと思っています」と役どころを説明しながら、今回の仕事を楽しんだことをにじませている。

今回の発表に合わせて、ポスタービジュアルと福山のボイス入り本予告がお披露目された。予告では、IQ1104の名探偵おしりたんていとシリアーティが出会いの瞬間から火花を散らせる。「優秀な探偵、らしいね。光と闇では、どちらが上か。今にわかるよ」と意味深なセリフでシリアーティが挑発。さらに、ふたりが戦うシーンも盛り込まれており、おしりたんていがシリーズお馴染みの必殺技を繰り出すのに対し、シリアーティも強烈な必殺技で対抗している姿を確認することができる。

公開されたポスターは、12月17日から丸の内TOEIほか全国の映画館で掲出予定。また、同日からムビチケの発売が始まる。プレゼント付きムビチケ前売り券（カード）は、不敵にたたずむシリアーティ。前売り特典は、全国2万個限定でティータイムルーレットがプレゼントされるという。